PLAZA総合法律事務所の「法務サービス部」は、2018年12月からスタートしました。普段、弁護士事務所はトラブルの解決に注力しています。しかし、トラブルが起きる前にある程度対策ができれば、依頼者の負担が少なくすむのです。それは費用面でも同じです。部門創出には、こうしたトラブルの回避・予防の強化などが背景にありました。加えて、相談の場に弁護士がいきなり登場すると、びっくりされることも多々ありました。そこで、身近な行政書士とか社労士が最初にかけつけて、お客さまの問題を解決に向けて整理する役割りを担う必要性を感じておりました。それは、カゼの時に診てもらう、かかりつけの町医者のように。わたしたちは依頼者に寄りそって問診し、適切な処方箋を提示することを目指しています。
所長はわたし、行政書士の関上健一郎が就任いたしました。メンバーは弁護士事務所内の女性社会保険労務士・上戸悠吏江。ベテラン佐藤博志は銀行出身。数字に強く、道内の大型経営統合を事務方として仕切った経験もあります。阿部孝は道東の信用金庫出身。行政書士の資格もあり手続き系は経験豊富なベテランです。この4人、それぞれの強みを活かしていきます。
今後の活動として、まずは、当事務所の情報発信を強化していこうと思っています。法律の改正案内であったり、事業展開をサポートする上での企業紹介であったり。コンシェルジュ的な動きとしては、いろいろな相談ごとを各種専門家にマッチングさせていきたいと思っています。弁護士はもちろん、会計士や税理士、司法書士などとの密接なつながりを活かす動きを加速させます。お客さまのご要望にあわせて、多種多様な取り組みをしていきたいと思っています。
われわれのチームには、ちょっとした相談でも迷わず気軽にお寄せいただきたいです。会社の従業員さんに対する福利厚生サービスとしても利用してほしいと考えています。交通事故・離婚・相続・住宅のトラブルなど従業員さんが抱えるプライベートの法律相談です。企業法務としては、契約トラブルや債権回収、予期せぬことで訴えられたとか。お客さまとのクレーム対応など、困ったことや悩んでいることがあれば、すぐにご相談ください。
今後の抱負としては、弁護士事務所特有の固いイメージを払拭したいと思っています。身近な法律家として、親しみやすい存在を目指しています。企業人としてのベテランスタッフもいることから、知識だけではなくこれまでの経験を伝え活かしていきたい。お客さまに喜ばれて、結果的に顧問先の輪が広がっていくことを願い、活動していきたいと考えています。